
YAMAHAベースのポット交換&配線リワイヤリング
- Dr. johnny
- 8月17日
- 読了時間: 2分
今回お預かりしたのは YAMAHA製の古いベース。
症状としては、ボリュームポット・トーンポットを回すと「ガリガリ」と強いノイズが出るだけでなく、通常演奏時でも ノイズが異様に大きい という状態でした。
点検して分かったこと
分解して確認したところ、長年の使用によるポットの劣化に加え、元々の配線が正しく行われていない ことが判明しました。
そのため、電気的にノイズを拾いやすい回路になっており、演奏中も常にザワザワとした雑音が出てしまっていたのです。
リペア内容
劣化していたボリュームポット、トーンポットを新品に交換
元の誤った配線をすべて見直し、ノイズの少ない正しいワイアリングへ修正
ハンダも新たにやり直し、導通を最適化
リペア後の効果
リワイヤリングによって無駄なノイズがほとんど消え、クリアで安定した出音になりました。ポットを回したときの「ガリガリ音」も完全に解消し、操作感も滑らかになっています。
古いベースだからこそ、きちんとした配線に整えることで、本来のポテンシャルを発揮してくれるのを実感しました。
「古いから仕方ない」と思われがちなノイズの多さも、実は 配線の誤りや劣化 が原因のことがあります。
ポット交換だけでなく、配線の見直しを行うことで、驚くほど音が変わるケースは少なくありません。
お使いの楽器で
演奏中に常にノイズが気になる
ポットを回すとガリガリ音がする
配線が不安定で音が途切れる


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