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YAMAHAベースのポット交換&配線リワイヤリング

今回お預かりしたのは YAMAHA製の古いベース。

症状としては、ボリュームポット・トーンポットを回すと「ガリガリ」と強いノイズが出るだけでなく、通常演奏時でも ノイズが異様に大きい という状態でした。


点検して分かったこと

分解して確認したところ、長年の使用によるポットの劣化に加え、元々の配線が正しく行われていない ことが判明しました。

そのため、電気的にノイズを拾いやすい回路になっており、演奏中も常にザワザワとした雑音が出てしまっていたのです。


リペア内容

劣化していたボリュームポット、トーンポットを新品に交換

  • 元の誤った配線をすべて見直し、ノイズの少ない正しいワイアリングへ修正

  • ハンダも新たにやり直し、導通を最適化



リペア後の効果

リワイヤリングによって無駄なノイズがほとんど消え、クリアで安定した出音になりました。ポットを回したときの「ガリガリ音」も完全に解消し、操作感も滑らかになっています。

古いベースだからこそ、きちんとした配線に整えることで、本来のポテンシャルを発揮してくれるのを実感しました。


「古いから仕方ない」と思われがちなノイズの多さも、実は 配線の誤りや劣化 が原因のことがあります。

ポット交換だけでなく、配線の見直しを行うことで、驚くほど音が変わるケースは少なくありません。


お使いの楽器で


  • 演奏中に常にノイズが気になる

  • ポットを回すとガリガリ音がする

  • 配線が不安定で音が途切れる


 
 
 

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